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今シーズン巨人からトレードで加入した大田泰示選手。
正直今シーズンから日ハムファンになった私としては大田泰示選手の過去を知りませんでした。
でも、活躍が大きく取り上げられる度に、巨人では咲かせられなかった花を日本ハムでは!と
目にすることが多く、巨人時代のことが知りたくなり調べてみました。

大田泰示選手のプロフィール

大田泰示

大田泰示選手は1990年6月9日生まれの現在27歳です。
出身は広島県。
小学校1年生からソフトボールをはじめ5年生から軟式野球クラブでプレーをしていました。
中学校のときに、プロ野球選手が指導する野球教室に参加し、そのときに、当時巨人の監督を退いたばかりの原辰徳氏をはじめ巨人で活躍するスター選手との出会いが大田泰示選手の心を動かします。
一番最初に大田泰示選手の素質に目をつけたのは、当時の巨人吉村選手で「スイングスピードの速さとスイングをするバランス」にとても驚いたようです。
当時は、すごい中学生だと話題になりました。
大田泰示選手も当時原辰徳氏から指導されたことを今でも鮮明に覚えていて
「すごくいいスイングだね!」と褒められたそうです。
その後原辰徳氏に強烈なあこがれをいだいた大田泰示選手は、故郷の広島を離れ
原辰徳氏の母校、神奈川県東海大学付属相模高校に進学しました。
高校3年間で65本塁打!これはゴジラ松井選手、清原選手を抜く記録でした。
プロ大注目の超高校スラッガーに成長しました。

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大田泰示選手の巨人時代

2008年のドラフト会議で巨人とソフトバンクから1位指名を受け
その年の巨人のくじをひいたいのはこれもまた運命なのか、監督復帰をしていた原辰徳氏。
こうして、大田泰示選手は巨人の入団となったのです。
ドラフト会議後の原監督は「今までで一番強い思いがあった」とコメントをし
大田泰示選手の期待の大きさが伺えしれました。
巨人に入団した大田泰示選手に与えられた背番号は「55」。そうです、あのゴジラ松井の「55」です。
これがどれだけすごい期待かわかるでしょうか?
入団当初から原監督自らバッティング練習に立ち会ったり、もちろん周囲の期待もすさましいものがありました。
しかし、大田泰示選手は8年間いた巨人で周囲の期待する結果を残すことができませんでした。
入団5年目にはついに「55」を剥奪されてしまうのです。
背番号は「55」から「44」になりました。
当時の状況を大田泰示選手は出演した番組でこうコメントしていました。

監督に来年は気持ちも心も心機一転変えて44番で頑張ってみようと言われた。活躍していれば55番のままだったかもしれないし、僕には決めれないことなので素直に受け入れる

日ハムへのトレードの前年となる去年2016年は、大谷翔平投手からホームランを打ったことで話題になりましたが、打率を維持できず2軍落ちした。出場試合数的には自己最高の62試合。

大田泰示選手の日ハムで大活躍

2017年、トレードにより公文投手とともに日ハムに入団した大田泰示選手。
入団会見の際、栗山監督は喉から手が出るほど欲しかったとし、
「持っているものの大きさはこんなものじゃない。巨人でも4番を打った。そういう素材。素材は練習で身につくものではない。実力を発揮して(中田)翔が“ヤバイ”となれば翔もプラス」と期待のコメントをしました。
日本ハムに入団してからの大田泰示選手は巨人時代と違ってすごくのびのびしたプレー、晴れやかな表情を見せています。
6月11日現在では今シーズン自身キャリアハイとなる7本塁打と好調です。
打席は5,6番が多く、ポジションは外野です。
チームメイトでは、杉谷選手と仲がよく球団の公式サイト内で配信された
「拳士と泰示の熱血ファイターズ塾」では、杉谷選手からファイターズの選手としての心構えや、○○先輩に気をつけろ裏話など
同級生ならではの和気あいあいっぷりを見せてくれました。
朝の弱い先輩は?特に注意するのは○○さんと○○さん 「朝は絡まない方いいよ。」苦笑

大田泰示選手の年俸と成績

大田泰示選手の日本ハムでの今年の年俸は2100万円となった。背番号は「33」。
背番号は、2016年のファンフェスティバルのときに発表されました。

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まとめ

度々目にする巨人時代と日ハム時代の違いを求められている大田泰示選手。
彼にとって巨人での8年間は間違いなく彼にとっての過去であり、周りは消せない過去と表現したりもしますが
あの8年間があったからこその今の大田泰示選手であることには変わりはないと思います。
事実大田泰示選手は巨人に対して感謝の意を示しています。6月10日に行われた交流戦で先頭バッターとして
本塁打を打ちました。結果、その日のヒーローになり最後にお決まりの「ファイターズ最高!」のコメントを求められたのですが
そのとき大田泰示選手は「やりたいところなんですけど。色々と諸事情がありますので今日はご勘弁ください。」と、コールを行いませんでした。

ここにいるのも、今までの8年間ジャイアンツで野球をさせてもらったおかげ。感謝の気持ちです。いろんな強い気持ちがあって(お立ち台に)立って……。今日の日は忘れないと思います

とても感慨深いですよね。古巣のメンバーに感謝の気持ちを込めて彼なりの精一杯の配慮だったのでしょう。
今後の活躍にも大いに期待したいと思います。