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2016年9月17日(土)放送の世界一受けたい授業 世界の常識を変えたキセキの実話SPで

稲妻を意味する「ライトニング・ボルト」の愛称を持つ人類史上最速のスプリンター、ウサイン・ボルト選手が尊敬するという

ジェシー・オーエンスの特集があります。

ジェシー・オーエンス

オリンピック史上初となる3大会連続(北京・ロンドン・リオ)100m,200m,400mリレーの三冠を達成したウサイン・ボルト選手が尊敬するということで

とても注目が集まるでしょうね。

さて、そんなジェシー・オーエンスのことを調べて見ました。

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ジェシー・オーエンスの略歴

ジェシー・オーエンスは、アメリカの陸上選手で1936年のベルリンオリンピックで男子短距離及び跳躍種目に出場しそれぞれ優勝し四冠を達成しました。

私もそうですが、ボルト以前の偉大な陸上選手といえばカール・ルイスのイメージがあるのですが、カール・ルイスが登場するまでは

ジェシー・オーエンスが四冠王として名高かったのです。

なぜボルトはジェシー・オーエンスを尊敬するのか?

ウサイン・ボルト

ボルトは、ロンドンオリンピックで三冠を達成したときのインタビューで、ルイスと比較されたことに関して

「まったくリスペクトしていない」と答えました。その理由に「彼はいつだって薬物の話を持ち出してくる。引退した選手がこういうことを言うのは不快極まりない」と怒りのコメントを続けました。

となると、薬物疑惑のようなブラックな話題が周りになく、このあと記すナチス独裁政権下でのジェシー・オーエンスの這い上がり精神、英雄と讃えられた姿に感銘を受けたのではないでしょうか?

またボルトには達成していない四冠をジェシー・オーエンスは達成しています。ボルトが一番尊敬するのはそこなのかもしれません。

なぜジェシー・オーエンスはヒトラーを激怒させたのか?

1963年のベルリンオリンピックは、当時の指導者のヒトラーとナチス政権が、持論である白人種(ゲルマン民族)の優越性を証明することを望んた大会であります。(ヒトラーのためのオリンピックとも呼ばれています。)

ベルリンオリンピック

この大会にたった一人黒人の選手として参加したのが、ジェシー・オーエンスで4つの金メダルを獲得しナチス政権の思惑を打ち砕きヒトラーの顔を曇らせました。

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ジェシー・オーエンスの半生が映画に

そんなジェシー・オーエンスの半生が2016年8月映画で公開されました。映画タイトルは「栄光のランナー」。

栄光のランナー

公式サイトはこちら

ジェシー・オーエンスが、いかに完全アウェイなベルリンの地で偉業を成し遂げたのか、またそれまでに至る人種差別やオリンピック出場までの軌跡を見ることができます。

ひとこと

今回記事を書くまでジェシー・オーエンスという名前は知りませんでした。

ただ、どの世界にも偉大な成績を成し遂げた選手がいてこうして後世の選手が尊敬の意を敬するのは

とてもステキな姿にみえます。あなたの印象に残っているオリンピック選手はだれですか?ぜひ思い返してみてください。